そういえば私が高校生の頃
何の話しの流れからだったか忘れたけど
「これからは福祉の仕事がいいんじゃない?」
っていうようなことを母に言われました。
でもその時は全然全く興味がなかったのでスルーしてました。
今思えばそれもアリだったなぁと思うのです。
でもこれは母がそう言ったのを覚えていたから、ではなく実際に自分が知的障害のある子を持ったから、そう思えるのかな、と。
同じ福祉の仕事でも老人福祉の方はいまだに全く興味がわかないので。
とここまでぼんやり、そんなことがあったなと考えていて。
当たり前だけど、実際に体験をしたことないことはイメージがわかないし、興味ももちようがないよなぁって。
今思えば 母が福祉の仕事がいいって言ったのは多分、ちょうどその頃祖父母が施設に入ってお世話になっていたからだと思う。
でも、その頃は全然聞かされてなかったし、施設にも行ったことがなかった。
もしその時、一緒に行ったり職員の方と話してたりしてたら、今ごろ違う道を歩んでたかもしれない。
まぁ今の親御さんは、子どもにこんな職業がいいよ、なんてことは言わないのかもしれないけど、我が子に「こんな職業がいいよー」って勧めるのなら、子どもが「へぇ、こんな仕事もいいなー」って思えるように、体験させてあげてほしいな、と思うのです。
別にこれといって勧めるものがないとしても、将来につながる経験はいろいろさせてあげてほしいなと。(実際につながるかどうかは別ですけどね)
じゃあ今の自分はどうなのかと言うと・・・
大学生の頃、母が家庭教師先を私に紹介してくれたんですよね。
母の友達の娘さん。
そこから、人に教えるって楽しい!って思って。
それから私はこういう仕事ばかりやっています。
やっぱり母の影響ですね。(母はどう思ってたのかな・・もう聞く由もありませんが)